タグ別アーカイブ: テロ

Amanda- アマンダと僕 

テロで家族を奪われた哀しみ。あまりに衝撃的な出来事ゆえに、事件そのものに焦点が当てられがちだが、この作品では、テロは物語のきっかけにすぎない。哀しみから人が少しずつ立ち上がっていく過程を丁寧に追った“その後の物語”、「アマンダと僕」が公開された。

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Utoya July 22 – ウトヤ島、7月22日

ニュージーランドのイスラム教礼拝所で15日、銃撃テロ事件を起こした白人至上主義者の被告は、2011年、ノルウェーで多くの若者を含む77人を殺害した連続テロ犯の影響を受けたと伝えられている。そのノルウェーのテロ現場を描いた映画、「ウトヤ島、7月22日」が公開されている。72分間に及ぶ凶行を、72分間のワンカットで映像化した衝撃作だ。

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In the fade – 女は二度決断する

映画は世相を反映する。移民や難民、テロを扱う作品は、現在の国際情勢と同時進行。ストーリー展開や主眼の置き方はさまざまだが、この作品はひたすら重い。他の作品同様、実際の事件に着想を得ているが、結末が胸に刺さる。言葉がない。「女は二度決断する」が14日から公開される。

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The 15:17 to Paris

演じている登場人物たちが、さまざまな意味で突き抜けている。そもそもまずは俳優ではなく、演じる人としては“素人”が主人公として出演しているということ。そして、彼らはテロの被害者であり、自らその役を演じているということ。クリント・イーストウッド監督の映画、「15時17分、パリ行き」が公開された。

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